2018年02月16日
今週の注目疾患 平成30年・6週(平成30年2月5日~平成30年2月11日)
【インフルエンザ】
2018 年第 6 週に県内定点医療機関から報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は 50.30(人)となり前週(63.98)より減少した。
しかし、過去同時期と比較し報告が多く、警報基準値(定点当たり 30)を超えている。
報告は県内 16 保健所管内(千葉市、船橋市および柏市含む)全てで前週より減少したが、君津(67.23)、印旛(66.25)、海匝(60.86)、船橋市(56.59)、松戸(56.22)、習志野(54.00)、千葉市(51.22)において県レベルの報告数(50.30)を超えている。
年齢群別報告割合では、5~9 歳(32.0%、前週 32.1%)、10~14 歳(17.6%、前週 20.0%)、0~4 歳(15.8%、前週 14.5%)が多かった。
第 6 週の県内の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果 10,119 例の報告は、A 型 1,954 例(19.3%)、B 型 8,096 例(80.0%)、A and B 型 16 例(0.2%)、A or B 型 53 例(0.5%)であった。A 型、B 型ともに報告は前週より減少した。
基幹定点(9 医療機関)からのインフルエンザ入院サーベイランス報告においては 32 例の報告を認め、前週(63 例)から減少した。
年齢群別では 80 歳以上 12 例、70 代 5 例、60 代 2 例、50 代 1 例、30 代 2 例、10 代 1 例、5~9 歳 3 例、1~4 歳 4 例、1 歳未満 2 例であった。
【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成30年2月14日更新)