2016年01月08日

今週の注目疾患  平成27年・52週(12月21日~12月27日)

インフルエンザ
2015 年 52 週の県全体の定点当たり報告数は、51 週の 0.27 から増加し 0.73 となった。地域によっては流行の目安とされる 1.00 を超えており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別では、16 保健所中 15 保健所管内で増加し、夷隅(3.40)、松戸(1.60)、印旛(1.09)、君津(1.08)、市川(1.00)、市原(0.82)、山武(0.78)で多かった。
2015/16 シーズン全体の年齢群別報告割合は、5~9 歳が 22.7%、0~4 歳が 16.3%、40~49 歳が13.2%、30~39 歳が 11.0%、10~14 歳が 10.2%であった。
2015/16 シーズン全体の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、522 例中 A 型 407 例(78.0%)、B 型 105 例(20.1%)、A and B 型 5 例(1.0%)、A or B 型 5 例(1.0%)であった。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成28年1月8日更新)